『ジョーカー』を観てきました

知らない人もいるかもしれないので、
少しだけ解説すると、ジョーカーとは、

人気アメコミ『バットマン』に登場する、
ピエロのメイクをした本当に憎らしい悪役です。

そのジョーカーが『ジョーカー』になるまで
(つまり普通の青年が悪党になるまで)
を描いたのが、
今回の作品、『ジョーカー』です。

ネタバレになるので、
詳しくは書きませんが、普通に考えたら、
勧善懲悪的に言えば、

ジョーカーは、
とにかく悪いやつで、正義のヒーロー『バットマン』の敵。

という位置づけのはずでした、が、

この映画『ジョーカー』を観終わった後は、
「単純に悪いやつ」とは言えなくなってしまいました。

悪には悪の正義がある

映画のレビューを読むと、

「まったく共感できない」とか
「だからって悪人になって良いわけがない」とか、
「近い立場だからけっこう分かる」

といったコメントが書かれています。
そして、私の感想は、

「もし、自分がそういう状況に置かれていたら、
悪党にはならないまでも世間を呪うかもしれないなあ」

というものです。

そう、少なくとも、
『バットマン』を観ていたころは、
単に悪いやつで、

「なんでこんな悪いことばっかりするんだろう」

というくらいの気持ちで観ていたのが、
この「ジョーカー」を観終わった後には、

「悪事は許せないけど、
 事情は分かった」

というところまでに、
見方が変わったわけです。

そして、映画を見た人の中には、
ジョーカーのファンになった人も
いるはずです。

ここがポイントです。

あなたなりの事情があるはず

ここで、ビジネスの学びにつなげたいのですが、
これを読んでいるあなたはもちろん、
悪党ではないでしょう。

であれば、チャンスです。

ジョーカーのような悪党ですら、
事情が分かれば、
アンチだった人もニュートラルに変わるし、
熱狂的なファンも出来る。

であれば、

あなたがビジネスを始めた理由、
こだわっていること、
やむを得ない事情、

をブログなり、ツイッターなり、動画なり、
で書いていったらどうでしょう?

間違いなく
あなたのファンが増えるはずです。

高い理由を書く

たとえば、
あなたの商品やサービスを見て、

「高いなあ」

という人が多いのであれば、
その理由を知らないから、不満を言っているのかもしれません。

であれば、

「あなたの商品やサービスが
 なぜ高いのか?」

をキチンと説明すれば、
納得してくれる人も出てくるし、
ファンになってもっと買う人も出てくるはずです。

ぜひ、『ジョーカー』を見習って、
あなたのビジネスの原点を
世に伝えていきましょう!