苦しみの果ての成功!

主人公が苦しんで苦しんで、
苦しみぬいて、

「もうダメだ」

と思ったときに、
ミラクルが起こり、起死回生を図る。

これは物語の王道です。
こういう物語は、見る人をワクワクさせるし、
興奮させるし、

達成したときには、

「やったー!」

と自分のことのように喜びたくなりますよね。

これはこれでいいんです。
ですが、このパターンが頭にこびりついてしまうと、
ビジネスでは辛いことになるのです。

苦しめば成功できるのか?

私たちは物語の影響を多大に受けているせいか、

「成功するためには
 苦しまなくてはいけない」

という考えが潜在意識に刷り込まれています。

それだけなら
まだマシなのですが、

「苦しめば成功できる!」

という発想になってしまう人も
少なくありません。

しかし、そもそも、
成功することと、苦しむことに因果関係は
あるのでしょうか?

結論から言えば、
「まったくない」です。

なぜなら、

成功する方法を実践していれば、
それを楽しもうが、苦しもうが、
成功しますし、

失敗する方法を実践していれば、
それを楽しもうが、苦しもうが、
失敗するからです。

つまり、
図にすると、こういうことです。

マトリックスにすると、
4つの象限に分かれるわけです。

1.楽しんで成功する。
2.楽しんで失敗する。
3.苦しんで成功する。
4.苦しんで失敗する。

で、私たちは、この中の

3.苦しんで成功する。

が物語として、
大好きだ、ということに過ぎないのです。

楽しもう!

で、もう一度この図を見てもらいたいのですが、

私がおススメしたいのは、
少なくとも、

「楽しみましょう!」

ということです。

なぜなら、成功するか、失敗するか、は
やってみないと分からないですが、

「楽しむ」ことは自分の意思で
コントロール可能だからです。

失敗でもいいじゃん!

たとえば、こう考えてください。
仮に10年間、楽しんで楽しんで楽しみぬいた挙句、
「失敗」したらどうでしょう。

「別にいいや」

ってなりませんか?
だって、10年間、楽しんだんだから。

じゃあ、また10年楽しんで頑張ろう!
っていうパワーも残っているはず。

でも、苦しんで苦しんで、苦しみぬいた挙句の
成功だと、次の10年も頑張ろう、
とはならないですし、

ましてや失敗したら、

生きる気力も
なくす

のではないでしょうか。

楽しめるサポート

だから私のコンサルティングでは、
クライアントが楽しんで取り組めるテーマであり、
かつ、成果の見込めるもの、を
厳選して提案していく、

ということに力を入れています。

ぜひ、あなたも「楽しんで成功」してくださいね!