他社の真似ではダメ!
売上がダウンした。
資金繰りが苦しい。
ライバルに負けたくない。
いろんな理由で、
社長は売上アップの対策を
考えなくてはなりません。
とはいえ、
次から次へとアイディアが出るはずもなく、
同業者がやっている方法を真似したり、
営業マンに勧められる、
売上アップツールや、
売上アップ機器を購入したり、
といった形に終始している、
というのがほとんどの会社の実情でしょう。
しかし、これには問題があります。
なぜなら、今の時代は、
同業者の真似をしていては、
二番煎じで大した効果は出ませんし、
高いツールや機器を導入しても、
スグに効果がなくなってしまうので、
ペイできない。
というのが実情だからです。
では、どうしたらいいのか?
答えはシンプルです。
社長自らがオリジナルアイディアを
次から次へと生み出して、
同業者がやっていないことを
どんどん取り組んでいく。
これを行うことで、
同業者の二番煎じではないため、
高い売上アップ効果が見込めるばかりか、
ツールや機器のコストがかからないため、
利益は出やすくなります。
そう、いいこと尽くめなのです。
アイディアを次々生み出すには?
とはいっても、
「そんな次から次へと、売上アップのアイディアが
出たら苦労しないよ」
と思われたことでしょう。
しかし、心配ご無用です。
私が売上アップのアイディアを生み出すときに
使っている方程式をご紹介しますので、
これを使って頂くだけで、
見る見るうちに、
オリジナルアイディアが湧き上がるはずです。
それでは、その方程式を
まずはご紹介します。
アイディアの方程式
アイディアというのは、
決して「無」からは生まれません。
ですので、
何かと何かを組み合わせることで、
新しいアイディアを生み出していく、というのが
セオリーなのですが、
おススメしたいのは、「他業種の成功事例」を
応用する、という方法です。
つまり、方程式にするならば、
「他業種の成功事例」×「自分の業界の特性」
=オリジナルアイディア
となります。具体的にどんな風にやればいいのか、
少し事例を使って解説していきますね。
成功事例×業界特性
たとえば、あなたの会社が、
ブティックだとします。
そこで、他の業界の成功事例を何でもいいから、
まずは思い浮かべてください。
たとえば、今の時代、
居酒屋さんは、「2,980円」で食べ飲み放題、
という格安バイキングを
導入して成功しているところが多いですが、
これをあなたの会社の強みを
活かしてオリジナルアイディアにしてしまうのです。
少しやってみましょう!
ブティックのバイキングとは?
ここでやりがちなのは、
飲食店の2,980円に囚われてしまい、
ブティックでも安売りをすればいいんだ、
という解釈をしてしまうことです。
しかし、そうではなく、
1)何でも好きなだけ選べる、
というシステムや、
2)定額制で支払いが
安心だ、という仕組みを
取り入れてみるのです。
たとえば、1)であれば、
ブティックといえば、「試着する」という特徴がありますので、
これを当てはめて、
「当店は試着し放題です!
何着でもどうぞ」
と敢えてPRすることで、
店員に気兼ねなく試着できる、ということが
売上アップにつながるかも
しれません。
また、2)であれば、
定額で安心、ということで、
「当店はお客さんの予算をあらかじめ
お聞きし、その予算内で収まる
コーディネートを提案します!」
という謳い文句を作ることで、
お客さんから予算ギリギリまで使ってもらえるし、
お客さん自身も予算内で、
満足のいくコーディネートができるので、
嬉しいサービスです。
このように他業界の成功事例と自分の業界の特長を
上手く掛け合わせることで、
オリジナルアイディアは簡単に作れるのです。
成功事例
実際、私のクライアントさんの成功事例の中には、
私が他業界で学んできたことを
応用して導入したことで、
「業界の中で話題になり、
同業他社が見学に来る」
というケースが良くあります。
ですので、あなたの会社も、
この「アイディアの方程式」を使うことで、
同業者から一目置かれる企業となることは
夢ではないでしょう!