ある社長との会話

社長
社長

消費増税で値上げしたいのは山々なんですが・・

ええ、どうかしました?

村松達夫
村松達夫
社長
社長

値上げした分、
販売個数が
減っちゃうんです。

それは困りましたね。

村松達夫
村松達夫
社長
社長

だから価格を据え置きに
しようかと・・。

それは絶対やめましょう。
良い方法をお教えしますから

村松達夫
村松達夫

消費増税自体はOK。でも・・・。

この会話でお分かりのとおり、
消費増税自体に怒る消費者や企業はいません。
しかし、予算が決まっているんだから、
買う個数を減らすしかない、という流れになって、
実質売上がダウンしてしまう、
というケースも多いようです。

しかし、これは消費増税分アップし、
何の対策も打っていない場合に
起こる現象なのです。

これからお話しする、
3つのステップを取り入れることによって、
こうした問題はキレイさっぱりなくなります。

その3つのステップとは、

1)価格ダウン商品を作る
  ↓
2)価格アップ商品を作る
  ↓
3)付加価値を付け加える

順番に解説していきますね。

1)価格ダウン商品を作る

今までなかった、
超激安の商品を導入しましょう!

そうすることによって、
消費者も企業も問題なくたくさん買ってくれるように
なるはずです。

「え、何言っているの?
  そりゃ個数は増えるけど売上は下がっちゃうから
 意味ないじゃん!」

と思われるかもしれませんが、
そうではないのです。

確かに価格はダウンさせますが、
それと同時に「原価」もかからない商品にするのです。

たとえば、
おせんべい屋さんでいえば、

「割れせん」

のように、本来であれば、
捨ててしまうようなものを意味づけをして、
格安で売るのです。

であれば、
捨てるようなものですから、原価はゼロなので、
安くても全て利益になるはずです。

まずはこれでお客さんの購買意欲を
下げない、というのが第一歩です。

2)価格アップ商品を作る

人間というのは、
不思議なもので、格安だろうが、なんだろうが、
購買する習慣があれば、
ついつい高いモノを買ってしまうものです。

たとえば、あなたは、
ブティックとかで、バーゲンに行って、
安く済ませようと思ったにも関わらず、
自分に似合う服を追求した挙句、

結局、バーゲン対象外の
高い服を買ってしまった

というご経験はないでしょうか?

この心理は、

「安く浮いたんだから、多少贅沢をしても
 大丈夫だ」

というものです。

だから、あなたの会社でも、
格安商品を売っていれば、
浮いた予算で、高額商品も買おう、

という心理にお客さんは
なるのです。

これは消費者相手でも、
企業相手でも変わりません。何故ならば決定するのは、

「人間」

だからです。

この2つのステップによって、
販売個数も売上も利益も前よりも
必ずアップするはずです。

3)付加価値を付け加える

前述の1)2)を実践するだけでも、
十分な効果は見込めますが、

もう一押し欲しい方は、

「付加価値」を付け加える

ということに取り組まれれば、
鬼に金棒です。

具体的には、

「消費増税アップしますが、その代わり、
  お客様のために、○○といった取り組みを
 行いますので、ご贔屓にどうぞ!」

というものです。

○○の中身は、
キャンペーンでも良いし、無料イベントでも、
新サービスでも何でもいいです。

期間限定で構わないので、
お客さんが、

「それは有難いなあ、
  今後も贔屓にするよ」

と思うことを実践する、ということです。

消費増税でも販売個数は減らない。

実際、私のクライアントさんには、
こうした取り組みを事前に行ってもらっておりますので、
消費増税後も、販売数がダウンする、
といった現象はまったく起こっておりません。

今からでも間に合いますので、
ぜひチャレンジしてください!