ナンバー1にはなれっこない。

歌の歌詞で、

「ナンバー1になれなくてもいい♪
 オンリー1なんだから♪」

なんていうのがありますが、

そもそも、
これには誤解があります。

それはナンバー1になるのは難しい、という大前提が
間違っている、ということです。

なぜなら何もオンリー1に甘んじなくたって、
カンタンに『NO.1』になることができるからです。

富士山は世界で何番目?

よく自己啓発のセミナーの動画を見ていると、
講師がこんな質問をする場面があります。

「日本で一番高い山は?」と尋ねたら、
富士山、と誰もが答えますが、
「日本で二番目に高い山は?」と尋ねると、
ほとんどの人が答えられません。
だから、1番にならないとダメなんです。

このこと自体は確かにその通りなのですが、
もうひとつの視点が欠けている気がします。
それは、

「日本で一番高い山、富士山は、
 世界で何番目でしょうか?」

という質問です。

これはネットで調べてみると、
分かるのですが、誰も明確な回答を出していません。

ただ確かに言えるのは、

「世界では富士山は100位にも
 ランクインしていない」

ということです。

じゃあ、富士山はオンリー1なのか、というと、
そうではありません。

富士山はNO.1になれる場所(日本)を
見つけただけなのです。

トイレ用洗剤ボトルタイプ市場

こちらは私の家庭で使っている、
「トイレルック」という、
洗剤ですが、よく見ると、

NO.1

とデカデカと書いてありますよね。

そう、トイレルックは、
NO.1なのです。
(さすがLIONさんだ、と思いましたか?)

しかし、よく読むと、

「トイレ用洗剤ボトル市場」で、
販売個数がNO.1

ということが分かります。

つまり、分解すると、

「トイレ」×「洗剤」×「ボトル」×「販売個数」

を全て満たす中での、
NO.1なのです。

そして、そもそも、
私はこのコピーを読むまでは、

「トイレ用洗剤ボトル市場」

という市場があることを知りませんでした。

でも、トイレルックは、
とにもかくにも、
NO.1なのです。

さて、いかがでしょう。
これでもナンバー1は難しいのでしょうか?

オンリー1に甘んじるな!

というわけで、
私がおススメしたいのは、歌の歌詞の真逆で、

「オンリー1に甘んじるな!
 ナンバー1になれる市場を探せ」

ということです。

実際、私のクライアントさんは、
この考え方を使って、
各市場でナンバー1を名乗って活躍しています。

ぜひ、あなたも今日から、
ナンバー1を目指しましょう!!